ジラーチ、靴を盗まれる
セルロスシティの外れにある原っぱにやってきたジラーチとロトム。
草花の匂いと雄大な自然の景色に"幼い二人"は心を弾ませ、嬉しくなって無邪気に遊び回っていました
『ねえジラーチ!追いかけっこしようよ♪』
『いいね。望むところさ!』
原っぱを駆け回って汗びっしょりになり、疲れてヘトヘトになったジラーチは
大好きなロトムと丘の上にある"大きな木"の下へ行き、手をぎゅっとつないで仲良くお昼寝する事にしました
『ぼくたち、いつまでも一緒にいようね……』
やがて日も暮れ……
目覚めた二人はおなかがペコペコになり、メラルバ君が待つホテルへ帰ろうとしました
しかし……
!?

いつも履きなれているお気に入りの靴だけにショックを受けるジラーチ君…
ロトムと周辺を探しますが、脱げたはずの靴はどこにも見当たりませんでした。どうやら二人が眠っている間に誰かがジラーチの靴を脱がして持っていってしまったようです。
さっそく「靴ドロボー探し」をする事にした二人は、犯人の手がかりを求めて原っぱをくまなく探し回ります。そんな時……どこからともなく甘くて美味しそうな匂いが漂ってきました
おなかを空かせた二人は思わずその"甘い香り"に誘われ、辿りついたのは「ミツハニーの森」でした。
靴を盗んだのは彼女のしわざだった模様。何か"悩み"を抱えているようだが…?
森の近くに住む農家の話では…
毎年この季節になると、スピアーとミツハニーたちが競うように「ハチミツづくり」を行っているらしい。
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『フォルトナ王国編』chapter2の出来事。
母親に構ってもらえなくて寂しい思いをしていたミツハニーちゃんは、仲良さそうに添い寝している二人を見て
むしゃくしゃし、意地悪をしてやりたくなったのだそうです。
現在chapter4まで公開中のフォルトナ王国編。chapter5とchapter6は二話同時に仕上げていく予定で、
その際細かいセリフ回しを修正したり、立ち絵をグレードアップさせてVer3.0として公開しようかと思います。それから、年内にはリ〇アの続きを描ける予定です。
・オマケ

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